ABF-232|私、セックスが本当に好きなんです…。」 case.04…
ダウンジャケットの笑顔が嘘じゃなかった
夜の屋外で白いダウン着て微笑んでる表情が印象的だった。あれが一番最初に出てくるんだけど、なんか「こういうのって大体途中で雰囲気変わるよな」と思いながら観てたら、案外最後まであの素のままだった。
七嶋舞が「セックスが本当に好き」って語るドキュメントもので、台本なしの密着48時間って触れ込み。正直、そういうのは半分くらい演出だろと思うのが常連の性なんだけど、今回は違った。
話してる最中の目の動きとか、男優と向かい合った時の呼吸の変化が、演技じゃ出にくいタイミングで入る。デビュー作で泣いた話をしてる場面で、本人は笑いながら話してるのに、目がちょっと泳ぐ瞬間がある。
そこが引っかかって、同じ部分を3回くらい戻して観た。好きなんだろうな、ってのが伝わってくるのと、同時に「AV女優としての自分」みたいなものも見せてるのが、面白かった。
カメラが肌に埋もれる瞬間
カメラワークが、こう、肌に寄りすぎてる時が多くて。テニスコートでストレッチしてる時もそうだし、ベッドで跨って顔近づけるシーンとか。通常なら引いて全体を見せるところで、あえて七嶋の肩のラインや、首筋の汗までが画面の半分占めるみたいな。肌の質感が鮮明なのも相まって、観てる側が「近いな」と意識する。これは意図的だろうな。
序盤、インタビューで性欲が上昇してる話をしてる時、カメラは顔だけじゃなくて、手を組んでる指先も拾ってる。話の内容と、映ってるパーツがズレてる感じ。そこがリアルで、逆にセックスシーンに入ってからは、挿入の瞬間とか、顔のアップが交互に来るんだけど、カメラが揺れるわけじゃなくて、七嶋の呼吸に合わせて静止したまま、みたいな。一突きごとに刺激が走る、って説明の通りなんだけど、それを「カメラが見てる」んじゃなくて「カメラも一緒にそこにある」感じ。自分としては、挿入されてすぐの顔が一番良かった。目を細めて、口は少し開いて、言葉にならない声が出る前の0.5秒みたいなのが、何回かあって。
中盤、男優と抱きつき合って見つめ合うシーンでは、カメラが二人の横に回り込むんだけず、その時の七嶋の目が真正面じゃなくて、ちょっと斜め上を向いてる。相手を見てるんだけど、完全には見てない。余裕があるのか、それとも別の感情が入ってるのか、読めなかった。そういうのが残る。
特典映像の拘束シーンは、四肢奪って玩具責めって触れ込みで、正直本編と毛色違うなと思ったら、案外七嶋の反応が共通してて。本編で「好き」って言ってたのと、同じ声のトーンで喘いでる。拘束されてるのに、受け身な感じがしない。むしろ自分から感じてる、ってのがカメラの位置でもわかる。こっちはアングルが固定で、俯瞰気味なんだけど、そこが余計に、七嶋が自分の身体をどう動かしてるかが見えて。玩具が当たってる箇所と、それ以外の指先とか足先が、無意識に動いてるのが入ってくる。
女優の顔で選ぶ人向き
七嶋舞の表情をじっくり観たい人には合う。特に「本気でSEXしてる顔」と「インタビューで語ってる顔」の落差が好きな人。セックス好きって言葉と、実際にセックスしてる時の顔が矛盾してなくて、むしろ後者の方が口数少なくなるのがいい。スケベなシチュエーションより、女優の顔の変化で楽しみたい夜に。
逆に、いきなり激しいプレイが好きな人には物足りないかも。本編も特典も、じっくり火が点くタイプで、即ハメとかいう感じじゃない。あと「ドキュメント」って言ってるけど、結局SEXがメインで、日常追っかけてるわけじゃないから、そっち期待するとずれる。48時間密着って言葉の重み、割と中身は濃いSEXの前後のインタビューが多め。でもその割に、七嶋の「好き」って言葉だけは、最後まで嘘臭くなかった。
作品情報
- 品番: ABF-232
- 配信: 高画質サンプル・本編配信あり



