SPC-0040|ごっくんギャル!精飲公衆便女になりたいの!【水澤りの】
茶髪の根元が見える角度で
サンプル映像を観始めて、最初に身体が反応したのは彼女が棚の前でしゃがんだ時の膝頭の角度だった。白いキャミソールの裾が腿に食い込む様子と、盛り髪の根元から伸びた茶髪の色の濃淡。ギャルモノって大抵は派手な照明と騒がしい編集で誤魔化しているのに、この作品は棚の蛍光灯の白っぽい光をそのまま使っている。だからこそ、彼女の甲の形が素直に見える。フェラ友を呼んでいるという設定の割に、練習と言っている口調に実際の緊張が混じっているのが耳に届く。カラオケ好きなのかもしれないと思ったのは、喉を使う意識が高いからだろうか。
初めての大量ごっくんで真っ赤な目になる場面では、個人的に二回見返してしまった。つらそうな表情を作るのと、本当につらいのは違う。それがわかるのは、咽つつも飲み下す時の喉の動きと、次の瞬間の視線の向け方。演技ならもっと綺麗に決めてくる。ここはごっくんモノとしては珍しく、見せ方より飲みづらさの質感が優先されている。17発という数字自体はどうでもよくて、最後の方で唇の端に垂れたものを指で拭う仕草の、指の股にかかった粘度が記憶に残った。満足オチではない。ただ、その一瞬があった。
至近距離の鼻と、咽る時の踵
この作品の見どころは、至近距離からの接写が多いことじゃなくて、その至近距離で何が見えるかの選択が偏執的な点にある。複数の男性に囲まれた構図で、カメラが彼女の鼻の頭に寄る時がある。鼻の頭に光が乗って、それが汗なのか油なのか、判別がつかない瞬間。フェラの猛練習と設定にある通り、手つきに慣れがない部分と慣れている部分の落差が手元に出る。根元を握る時の指の添え方と、先端に触れる時の指先の曲げ方が違う。
序盤、DVDショップのような棚の前でのバイトシーン。ここで彼女が腰をかがめて商品を並べ替える時の、ふくらはぎの筋が一度だけ見える。角度としては斜め後ろからのカメラで、三秒もない。でもこの三秒が後の全てに重なる。なぜなら、そのふくらはぎの張り具合と、口に含んだ時の頬の張り具合が、同じ質感で脳内でリンクするからだ。
中盤、フェラ友と称する男性が登場してからの練習シーン。挑発的な視線をカメラに向ける時と、恍惚とした表情になる時の、目の焦点の違い。これが実にわかりやすくて、焦点が合っている時はまだ演技で、焦点が少しずれている時が本当に感じている時。自分が感じたのは、焦点がずれた時の左目の涙袋の膨らみ方。右目より僅かに大きくなるのが、三回に一回くらいの頻度で確認できた。
気持ち良いフェラの見せ方を学ぶ、という設定の裏で、実際に学んでいる様子が観察できるのが面白い。合計17発の特濃汁を飲む過程で、飲み方が変わっていく。最初は口を大きく開けて待つ受け身で、中盤以降は喉を鳴らすタイミングを自分で掴み始める。最後の数発は、咽つつも飲み下す前に一度目を閉じる癖がついている。目を閉じる時の睫毛の震えが、最初より明らかに小さくなっている。これは練習の成果なのか、諦めなのか、区別がつかないまま終わるのが良い。
白のワンピースに着替えた後半のシーンで、肩紐が一度だけ落ちかける。自分で直すのではなく、直前に触れていた男性が直す。直した時の、肩の骨と鎖骨の間の窪みに指が入る角度。これがただの演出なのか、たまたまなのか。個人的にはたまたまであってほしいと思った。わざとらしい演出は、フェチの偏執者にとってはノイズにしかならないから。
咽びを数えたくなる人へ
この作品は、ごっくんの回数をカウントしたくなる性癖の人には合わない。17発という数字に意味を見出そうとすると、どこかで虚しさを覚えるはずだ。数字より、何発目で喉の動きが変わったかを覚えている人向き。ギャルの派手さを期待して観ると、茶髪の根元の黒さと白いキャミソールの地味さに戸惑うかもしれない。逆に、ショッピング好きな女の子がバイト先の商品を実際に観ているような、何気ない視線の動きに価値を見出せる人には、予想以上に刺さる。
テンポが速い作品が好きな人には向かない。練習シーンは実際に練習しているように長い。編集でカットしてほしい部分があるかもしれない。でも、その長さの中で彼女の指の股が疲れてくる様子が見えるのは、短縮版では絶対に失われる情報だ。夜中に静かに観て、自分の咽びと同期させたくなる時に選ぶといい。ただ、最後まで観終わった後、ふくらはぎが妙に気になる副作用がある。
作品情報
- 品番: SPC-0040
- 出演: 水澤りの
- ジャンル: フェチ・ギャル
- メーカー: S.P.C
- レーベル: S.P.C
- 発売日: 2016/02/04
- 配信: 高画質サンプル・本編配信あり



