ABF-216|高飛車OL「M性」開花 釈アリス【限定特典映像25分付き】
ホテルの扉が閉まる音が、なぜか長く残った
釈アリスが部下に連れ込まれるホテルの部屋で、スーツのジャケットを脱がされるシーンがある。彼女の肩が小さく震えるのが、至近距離のカメラで拾われている。震えは拒否ではなく、まだ自分の立場を理解しきれていない余韻のようなもので、それが妙にリアルだった。私はこういう「間」を観ている。セリフが途切れたあとの呼吸、視線が床に落ちる零点何秒か。彼女の高飛車さは、そこで揺らぐ。
本編の3本番に加え、特典映像の25分が実質的なクライマックスになっている。特典の方がアリスのM性が開ききっている。本編は「堕ちる過程」を見せる作品で、特典は「堕ちきったあと」を見せる作品。どちらが上とは言えない。ただ、私は本編の途中で何度も巻き戻した。特に、白シャツのままベッドに押し倒され、ブラウスのボタンが一つずつ外されていく場面。釈アリスの喉が鳴る音が、マイクに入っているか入っていないかの瀬戸際で、それが気になって仕方がなかった。
肌のトーンと照明の使い方が、プレステージらしい
グレーのスーツは屋外の明るい光の下で撮られている。肌が白く透ける。OLという設定を無理に暗くしないで、むしろ昼間の清潔感を殺さずにエロに持ち込む。この明るさが、後のホテルシーンでの対比になる。室内はやや黄色みがかった照明で、肌の質感が柔らかく見える。特に、ランジェリーへの着替えがあるのだが、その布地の光沢とアリスの白い肌が並ぶと、どちらがどちらに溶け込むのか分からなくなる。
バニーガールのコスチュームは、レビューでも触れられている通りの見どころだ。個人的には、スーツのままの方がよかった。スーツの生地の硬さと、中に隠れている柔らかさの落差が、釈アリスの体型を引き立てている。バニーは素直にエロい。でもスーツは、エロいのに見えない、という状態が続く。上司としての威厳と、女としての弱さが同じ布地の中に同居している。これは演出だろうが、彼女の身体のラインがそれを自然に実現している。
肉棒が挿入されて一突き毎に甲高い声を上げるシーンがある。声の質が変わる。最初は抑え気味で、途中から喉の奥から出るような音になる。この変化に、釈アリス自身が驚いているように見えた。演技かもしれない。でも、驚いているフリをしているのか、本当に驚いているのか、区別がつかないのがいい。私はその場面で、自分の手が止まるのに気づいた。巻き戻した。3回目で、やっと次に進めた。
愛液で満たされる描写は、説明文に書いてある通りだが、実際の映像ではもっと粘っこい質感がある。照明がそれを拾う。ベッドのシーツの色と混ざって、部屋全体が色欲に染まっていく。これは言い過ぎじゃない。画づくりとしてそうなっている。
釈アリスの「雰囲気」を買う人に
普段の彼女を知っている人、つまりプレステージ専属としての清楚なイメージを持っている人には、OLという皮を被った高飛車さが新鮮だろう。私はそこまでファンではないが、それでも「この人がこんな顔するんだ」という点で、十分に楽しめた。特に、自ら腰を振って快楽を懇願するようになる特典映像は、本編とは別物として成立している。買うなら特典込みで買うべき。なしだと半減する。
好みが割れそうなのは、M堕ちの速度だ。言葉巧みにホテルに誘い出される部分が、ややあっさりしている。もう少し抵抗があってもよかったのではないか。ただ、これは釈アリスの演技の性質かもしれない。彼女は崩れるのが早い。だからこそ、崩れたあとの濃度が高い。短い前フリで、長い溺れを見せる。そういう構成を好む人には合う。
夜中に静かに観たい作品ではない。むしろ、昼下がりに観るといい。スーツの明るさと、ホテルの暗さを、同じ光の中で体験できる。釈アリスの白い肌が、画面から漏れてくるような気がする。それが、ちょっとだけ暑苦しい。でも、その暑苦しさを求めている人がいるはずだ。
作品情報
- 品番: ABF-216
- 配信: 高画質サンプル・本編配信あり



